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Writer's pictureChiyoko Ebata

つくばのろくまる広場へ!

Updated: Feb 13

2度目のつづきブックカフェinつくばです。


2019年11月に筑波大学図書館とつくば市立中央図書館から招かれてブックカフェを開きました。


今回は、つくばまちなかデザイン株式会社からのお招きです。

新しいマンションが駅前に増えてきて、古い公園をリニューアルすることになり、ワークショップやアンケートなど周辺の希望調査を行ってきた。本のある公園を提案する参考にするために、つづきブックカフェを開催して欲しいということでのお招き。

それはなんとうれしいお誘いでしょう!!


5月21日、ふったり晴れたりちょっと不安定。

ブックカフェのメンバー6名は、9時30分つくば駅に到着しました。

駅から商店街を抜けて、10分ほど。つくば市のロクマル公園です。

大きな木の下、緑したたる芝生の上に、たくさんの椅子やテーブルが並んで、イベントが準備中です。



オレンジボーイは、マニアル車で長距離を運転するFさんの都合で前日到着していました。当日、会場近くまでオレンジボーイを運転するためにマニアル運転のできるIさんに一緒に来ていただいたのです。


駐車中のオレンジボーイの運転席へ。車中には絵本や椅子、テーブルなど積まれています。

しかし、なんとオレンジボーイが全くエンジンがかからない、動かないのです。急遽ロードサービスを呼んで動いたものの、バッテリー交換しなければ又動かなくなると。ガソリンスタンドで交換をして、やっと公園に到着したのはお昼近くなってしまいました。この間の冷静沈着なIさんの対応には全く頭が下がりました。



主催者のスタッフさんにテントを張ってもらい、絵本を並べていると、若いファミリーが集まってきました。






絵本の魅力は、表紙の力。並べただけで、子どもを惹きつけていきます。

ブックカフェを開いていて、いつも感じることです。

読み聞かせに慣れているような親子連れが多くて、次々に手に取って読んであげる風景。「どうやって集めているの?いい本がそろっていますね。」

読まれている絵本に、なんだかドキドキ。絵本に詳しい方が多い・・・。





特に、紙芝居がとても人気。紙芝居の舞台を用意すると、自分たちでどんどん演じています。マイクを付けてあげると、聴いている人を意識して気分が乗って行く様子がわかります。

「だんごむしのころちゃん」「ごろんごろん」「おおきくおおきくなあれ」・・・。







小学2年生と大人2人との掛け合いで「おにのパンツ」を。

はじめは恥ずかしがっていたのに、どんどん声が弾んで自信が湧いて来る!

♪おにーのパンツはいいパンツ~~♫。みんなで合唱の輪が広がりました。


ロクマル公園の大きな木が多いのは、筑波研究学園都市の歴史を物語っているようです。

公園では、筑波大の学科の教育の一環でしょうか、学生さんがたくさん集まっていて、公園の使い方をいろいろ模索している様子。椅子、テーブルの配置。シートや飲み物を持ってピクニック気分を公園で味わうという試みもされていました。なんにもない芝生と大きな木に囲まれている今の公園も十分に魅力的だけど、果たしてどんな風に変わるんでしょうか?


筑波学園都市は1960年以降に開発されています。港北NTも発表されたのは1960年で、工事の施工は同じUR(住都公団)です。歩車分離のペデストリアンデッキは42㎞もあり、その中にあるロクマル地区の近隣公園で、そばには地下に巨大な共同溝があります。その見学会もこの日の目玉でした。


つくばまちなかデザイン会社のインターン生の方がブックカフェを推薦してくれたのだそうで、その彼にも会いました。彼はネットで探したのだそうです。3年前のことはうわさに聞いていたのだそう。


絵本を囲む人のつながりの場が、新しい公園でも生まれますように。注目していきたいと思います。


実はこの日、私(江幡)はスマホを忘れて出発するという大失態でしたが、メンバーのみなさんが見事に臨機応変、助けていただき、ミッションは無事終わることができました。ありがとうございました~!




以下は同行のメンバーの感想です。

●先程から若いパパが、子供に本を読んであげています。平和な原っぱの午後のひとときです。


●子どもたちがかわいかった!子ども達がみるみる生き生きしてくる。紙芝居の底力、つくばでも発揮でした。読み聞かせの親子、絵本の力発揮でした。本の選び方も褒められました。


●筑波に足を入れた途端、あの懐かしき風景が嬉しい。楽しかった筑波大のブックカフェが一気に甦ってきましたよ。そして今回は開発中の公園でのブックカフェ。伊藤さんのお陰で復活したオレンジボーイもすぐそばで見守ってくれました。子供達の可愛い事また主催者側の若者達の行動力には脱帽でした。

将来この公園がどんな風に変わるのか また見てみたいですね。小さな種が広がる事を期待しています。とても心地良い眠りに着くことができました。有難うございました。


●「おにのパンツ」の大合唱、

一瞬でその空間にいる人みんなで楽しめる紙芝居の魅力を実感しました


●終わりごろの親子のパパが、学園都市整備された頃から今までの話をしてくれました。駅周辺は、社宅がたくさんあったけども、ある政権の方針で社宅がなくなって、その後の開発が進まなくて、結局民間がマンションをどんどん建てている。公共用地が生かされてない。


初期の計画が、時代に対応して変化していく。ロクマル公園の再生計画を担っているデザイン会社の若いスタッフさん、がんばってください。


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