団地の雑木林の中で、もりの仲間たちの主催のおまつりです。
コロナの感染が少なくなったので、久しぶりの開催です。
まず、前準備
もりの仲間たちによるだるまさんのペープサート作り。
胴体製作は森のなかま達の夜なべ作業。
顔製作は、子ども達~~!!
えへん!ムッ!うへ!に~!ぐふ!
いろんなだるまさん!
そ~ろったよ~♪
そして、もりのコンサートが始まりまりました。
同じ団地在住の小田桐寛之さんと恵子さん夫妻による
トロンボーンコンサートです。
やさしい音色に酔いしれました。
ブックカフェの仲間nojiちゃんから後日感想が寄せられました。
先日のメゾン森の春まつりではトロンボーンの演奏が秀逸でした。
これまでに何度も耳にしていた音色、好きな響きだったのに
特にどういう楽器なのかを意識したことがなかった。
トロンボーン奏者の小田桐寛之さんと、
奥様でピアニストの惠子さんはラフでチャーミングな装いで、草の上へ登場。
「このトロンボーンという楽器はトランペットと同じ祖先を持つ楽器です。
チェロ同様極めて人の声に近いといわれています。
その昔は神のお声であるとされ、普段は教徒たちに聞かせなかった。
宗教的な音楽以外ではトロンボーンの使用は差し控えられていました」との説明。
唇を使って、ブレスでうたうと、歌声は細いパイプの中を通る。
パイプの長短で音のニュアンスが変わる。
ときには、シャープに、ときにはまるく、優しく。
なんだかとてもしみじみ胸に迫る音色。神の声。
ドラゴンクエストの曲、あっ懐かしい、幾度も耳にしている曲だ。
トロンボーンだったのか。
ドラクエのCDは全曲小田桐さんの演奏です。
命のうた、しんみりと、あたたかい演奏のあと、
トロンボーンの伴奏で、皆でうたった。
初めて。
ぴったりだと思った。
それから星めぐりの歌。
音が空へ立ち上って消えていく。
緑のそよ風〜ならば良かったのだけれど、
風が強すぎて、譜面は吹っ飛ぶし、キーボードは不安定て弾きにくかったでしょう。
奏者のおふたりには申し訳なかった。
にもかかわらず、数日たった今でもあの響きは耳に残っている。
やっぱり屋外のコンサートはいい。
緑色の実をつけた山椒、若草も、蝶々もみんな風の中で揺れていた。
最後の、ブラジルの娘 という軽やかな曲ではトロンボーンが快活に鳴った。
帰り道は足取りがかるかった。
大きな拍手!ブラボー小田桐様、
ありがとう、森の春まつり。
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