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  • Writer's pictureChiyoko Ebata

トークのはじめはささめやさん

一日の流れは

40分づつ二人がお話をして、その後、二人一緒のお話という進め方です。


まず、ささめやさんの登場です。



会場を暗くして、幻灯紙芝居に灯りがつきました。

ささめやさんが子供の頃の情景です。

童心社の「母のひろば」に載ったささめやさんのおかあさんとの思い出の話に、長野さんが感動して、紙芝居にするのをすすめられたのだそうです。

その、初お目見え「さいざんす母さん」

懸命に働く母さんを思いながらも、毎日映画を観に行っていた。

その映画のシーン。高田浩吉・・、トニー谷のさいざんす・・・。

それから、「舌切りすずめ」の紙芝居。

ささめやさんの作品が、今に至るまでのおはなし。


出版社を辞めて絵を学ぶために35万円の退職金を持って横浜港からナホトカ経由でパリに到着。アメリカにも渡った合計3年間。美術学校でも学んで絵を学ぶ日々だった。


ちゃんと絵を学ぼうと美術専門学校に入ったけど、石膏デッサンで、教師にこんな下手な絵を描く生徒は見たことないと言われた。

上手でなくて、いいとおもう。上手だったら、会社で定年まで働いてのんびりした老後になってたかもしれないが。

あるがままでいい。

人間は自然からのいただき物で謙虚に生るのがいい。


幻灯紙芝居は、ささめやさん独特の舞台です。

講演が終わった後に、みんなで囲んで舞台の美しさに惚れ惚れしました。


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