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執筆者の写真NOBUKO KURONUMA

どうぶつしんぶん


春 夏 秋 冬と四季折々に、どうぶつたちが仲間へニュースを届けるために作った「どうぶつしんぶん」。その発行元は、“むささびペンション”となっています。第1号の「発刊の辞」では、編集長の「たにかわくまた」が、新聞を作ることになったいきさつについて、「どうぶつビスケットがあって、どうぶつしんぶんがないのはおかしい。そこでこのしんぶんを発刊することにした」と書いています。新聞の中身は、しっぽをじまんしあったあげく、大乱闘になったニュースや、山羊のひげ博士による「牛はなぜくちをもぐもぐさせるのか」についての解説、豚のおくさんによる「りょうりきょうしつ」、「まいごの子猫探し」のお願い、みつばちによる「ケーキづくりの紹介」などなど、盛りだくさんでにぎやかです。文章からも、色彩ゆたかでのびやかな挿画からも、つくり手たちがわいわい言い合いながら、楽しんで作ったことがつたわってきます。(きむひろ)

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岸田衿子 松竹いね子 谷川俊太郎 文

堀内誠一 絵

福音館書店刊

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