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  • 執筆者の写真NOBUKO KURONUMA

025.生きることの意味-ある少年のおいたち-

更新日:2020年7月17日


作者は現在88歳

在日朝鮮人2世の小説家です。


大人になった作者が小さい時から青春時代までの貧しい家庭での出来事を思い出しながら その出来事と心の葛藤が書かれています。

母親は3歳の時に死別。朝鮮を愛し、日本を愛し、頑固で一本気、黙々と働く父親と、勉強が大好きだが学校に行けなかった兄との生活。

厳しく貧しさとの戦い。苦悩の日々の中で、ある日本人の先生に出会い、本当のやさしさと勇気を教えてもらう。

人との出会いと、人を思いやるやさしさの大事さについて、考えさせられる小説でした。(K.K)


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高史明  著  

ちくま少年図書館


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